自発本の読書は優れた〝自己投資〟

本はあなたを変えてはくれないというのは事実ですが、

自発本の読書ほど優れた〝自己投資〟はないと自負しています。

この現代社会において、私たち人間の(主に勝者の)個々の利益を追求し続けた結果、間違いだらけの世の中になってしまっています。

しかも、「間違っている」という〝真実〟に気づくことが困難なのです。

経済的勝者の隠蔽された〝裏工作〟に気づかずに、ほとんどの人は生きざるを得ないのです。

世の中の真実に気づかずに幸せになることは難しいでしょう。

 

そこで、私たちに幸せに生きるための知恵を与えてくれるのが自己啓発本なのです。

間違いだらけの世の中で、自分を保ち、自分らしく生きるためには、自ら一流を極めた数少ない人意外は、本を読んで学ぶしかないと思います。

 

あなた自身の自由時間を削って「読んだ時間」は、決して無駄にはなりません。

 

あの時学んだ知恵。

忘れてしまったように見えて、「本当にあなたの心に響いたこと」は、必ずあなたの胸に刻まれているのです。

一見意味のないようにみえる時間も、5年後、10年後の役に立つことはたくさんあるのです。

〝見えない未来〟のために行動するのは、気が進みませんか?

だとしても、一旦行動してみないと「見えてこないもの」があります。

 

ほんの少しの時間でもよいのです。

趣味や怠惰、快楽に明け暮れる時間を、〝未来にきっと役立つ〟読書の時間にあててみようと思いませんか?

本はあなたを変えてくれない

本に「魔法」はありません。

どれだけ、その本に有意義なことが書かれていても、読むだけで人生が変わるわけではありません。

 

本は、あなたに〝一つの「道」を示す〟だけなのですから。

 

自分を変えるためには、結局、自分で〝感じ〟て、自分で行動していくよりありません。

しかし、無理に一つの「道」に従って生きる必要は全くありません。

 

いくつもの「道」を知り尽くしていきながら、

自分だけの「道」を歩んでいけばよいのです。

 

だからこそ、繰り返しになりますが、自発本の読書には〝自主性〟が大事なのです。

書き手を信頼する心

あなたが本から学ぶのに、書き手の「書き方、表現の仕方」の巧さは切っても切れないほど重要な要素です。

そして、書き手が「〝信頼〟のできる人物かがどうか」ということは、もっと重要です。

いくらいいことを言っていても、その書き手があなたにとって「信頼に足る人物」ではない限り、心に響かないのは当たり前でしょう。

(かく言う私も、「信頼ゼロ」の状態からスタートしたばかりなので、あまり言えた義理ではないのですが、少しでも読者さんからの信頼を得ようと、今現在著作に真摯に取り組んでいるつもりです。どうか温かい目で見てくださると幸いです。)

ですから、本を買う前にレビューを見たり、その人の情報を知ろうとしたりすることはもちろん大切なことです。

 

しかし、どれだけ客観的に見て信頼されている人でも、最終的にはあなたが読んで〝無意識〟に*判断*することになるわけです。

「この著者は、信頼できる。」

と思えれば、文章は自然にあなたの心に届くし、

少しでも「この著者は、胡散臭いな…」

と思えば、いくら真剣に読んでも右から左へ、内容はすり抜けていきます。

 

では、この判断する行為に果たして〝意味〟があるのでしょうか?

極論を言ってしまえば、

あなたと著者考えが100%一致する」なんてことは〝あり得ない〟のです。

持って生まれた性格も違えば、これまでの境遇、人生経験も全く違うことでしょう。

 

本のあら探しをすればキリがないですし、全く意味のない行為です。

「この人の言っていることは疑わしいな。本当か?」

「ここの文章、言い回しおかしくないか?」

 

疑いの目を向ければ見えるものも見えません。

書き手を〝批判・非難〟する心で読めば、あなたにとって〝学びになるはず〟の本もあなたには届くことはないでしょう。

 

では、どう読めばいいのか。

 

まずは、「本を〝評価〟しようとしない」ことから始めましょう。

あなた自身の先入観を、一度頭の隅に置いておいて、出来るだけ〝まっさらな〟気持ちで読んでみるのです。

書き手を〝無条件〟で信頼し、「学べることは、きっとある」という気持ちで本と向き合ってみましょう。

 

さらに踏み込むには、〝*分かり合えない*〟前提で読むことです。

全著者は、自分の胸の内を出来るだけ人に分かりやすく文章化しようと試みますが、

文章では伝わりきらない部分が多分にあります。

 

そして、それを読んで受け取るのは当然ながら「他人」である個々人です。

会って話すならまだしも、文字には表情も音もありません。

文字の限界。他人同士。

 

だからこそ、「分かり合えないけど、自分に活かせることはきっとあるはずだ」という心構えで読むのです。

文字には確かに限界がありますが、大切な「伝えられること」はたくさんあるのですから。

 

 

ここまでの話を読んで、「何故読み手が、わざわざ書き手を想って寄り添わなくてはいけないのか…」と不満の心を漏らした方も少なくはないでしょう。

 

しかし、そう思うのも全て他ならぬ〝あなた自身〟のためなのです。

 

本の「価値」を決めるのは、あなたの〝態度〟次第。

どうせ読むなら、意味のある読書をしませんか。

 

まとめて買わない

やる気の出たときに、どれを買おうか一つに絞れず、迷った挙句に「まとめて」自発本を買い、後で少しずつ読んでいくというやり方をとっている人がいます。

しかし、余程やる気が続かない限り、まとめ買いは上手くいかないものです。

 

その理由は主に2つあると私は考えています。

 

一つは、読んだ気になるからです。

 

これは、1冊購入した場合でも注意が必要なのですが、

じっくり選んで、悩んで複数の自発本を買うと、もうそれだけで、中身を見ていないのに多少読んだ気になってしまうのです。

あなたもきっと同じような経験をされたことがあると思います。

 

なぜなのでしょうか?

本を買うということは、その本を読むにしろ読まないにしろ、読むために絶対に必要な行為です。

「自分はもっと精神的成長したい」と思わなければ、自発本を買おうとも思いませんからね。

 

わざわざ選んで、購入するところまで踏み込めた人は、成長しようと思わない人よりも「先に進んでいる」のは間違いないでしょう。

しかし、当たり前ですが、本は読まなければ意味がありません。

 

「自発本を買う」という素晴らしい行為をムダにしないためにも、

本は読んでなんぼだと改めて理解しましょう。

 

もう一つは、読まずに保留している本の「真新しさ」が〝徐々〟に薄れていくということです。

まとめ買いの大きなデメリットがここにあります。

 

あなたの読書ペースにもよりますが、一日30分読んだとしても、読み切るのに1週間はかかるでしょう。

一日15分であれば、2週間です。

2冊目を手にかける頃には、その本は買ってから1週間~1か月が経過してしまっているのです。

 

本に限らず、買ったものは、時間が経つにつれてどんどん真新しさがなくなっていきます。

欲しかった服も、クローゼットに収納され、

買ったばかりの新品のパソコンや端末も、いつしか当たり前のようにそこにあります。

とは言っても、真新しさが無くなっても使うことが当たり前になればそれは本望なのですが、

 

自発本にとって真新しさは〝命〟です。

惹かれるもの無くして、読み進めることは困難でしょう。

全部読めずに本棚にしまわれた本は、もう読むことはないと思ってください。

 

一つ目と同じような結論になってしまいますが、

本は買ってからが勝負です。

いつでも読めると思っている内に、本の寿命は短くなっていることを自覚しましょう。

 

以上のことを踏まえて、自発本は、1冊ずつ購入するのが賢明です。

選べなければ、もう〝直感〟で選んでしまいましょう。

1冊読み終えてから、他に気になる本を購入すればよいのですから。

 

月並みですが、〝二兎を追う者は一兎をも得ず〟です。

1冊ずつ確実に仕留め(咀嚼し)ましょう。

全てを理解しようとしない

※「自己啓発本」では長いので、今後は「自発本」と略します。

あなたは、完璧主義なところがありますでしょうか?

わざわざ本を読んで、己を向上させようとするあなたですから、自分に厳しく、完璧を求めてしまう所があるかもしれません。

しかし、こと自発本を読む上では、完璧を求め過ぎると、挫折につながってしまいます。

具体的には、「本の全てを理解しようとする」ことです。

人間は、一度覚えた事でも、翌日にはその7割を忘れてしまうと言われています。

ただでさえ、理解して腑に落とし込むのに時間がかかる自発本ですから、

読み進めては、読み直してを繰り返し、全てを理解しようとすると、1か月、2か月…と、とてつもない時間がかかります。

日が経つにつれ、読む気を失せていき、

どうにか読み終えた後としても、また忘れていきますから、キリがありません。

ですから、完璧を求めずに読む。

読み直しなんてせずに、分からない箇所があってもいいから、とにかく読み進めるのです。

意外と読んでいく内に、分かるようになることも多いですから。

大事なのは、

「一つの本から一つでも実生活で活かせる〝学び〟があればそれで十分」と考えることです。

自発本はハッキリ言って理解するだけでは意味がありませんから、

〝学び〟、〝活かす〟つもりで是非読んでみてください。

だからといって、難しく考える必要はありません。

本の内容が問題か、読み方の問題かがありますが、

「学びが一つもない」ということもあり得るでしょう。

それは、それで致し方ないことなので、もう一度読み直すか、切り替えて別の本を読むかしましょう。